日本最古の「宇治橋」:歴史と文学小説とマニアックな観光スポットを紹介!|MATCHA-Girl

世界遺産の「平等院鳳凰堂」や抹茶で有名な宇治!

今回は、必ず目にするであろう宇治橋の歴史やちょっとマニアックな観光スポットを紹介します。

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日本三古橋の一つ「宇治橋」

みなさま、ご存知でしたか?

宇治橋は、瀬田の唐橋・山崎橋と並ぶ、日本最古橋の一つでとされています。

(私は、宇治で生まれ育ちましたが、恥ずかしながら今回初めて知りました。。)

646(大化2)年に、奈良・元興寺も僧道登によって架けられたと伝えられています。

上流側に張り出した「三の間」は、橋の守り神である橋姫を祀っています。秀吉が茶の湯に使う水を汲ませたとされる場所で、今も茶まつりの時に、名水汲上げも儀式が行われています。

現在の宇治橋

現在の橋は、伝統を継承して、1996年(平成8年)3月に架け替えられました。長さは155.4m、幅25mです。

橋の縁は、檜造りとなっており、宇治川の自然や橋周辺の歴史遺産と調和するように、擬宝珠(ぎぼし)を冠した「木製高覧」という伝統的な形状です。

宇治橋の歴史を観光しよう!

宇治橋断碑

宇治橋の歴史は、東詰の橋寺放生院にある「宇治橋断碑」に刻まれています。

その断碑には、宇治橋を架けたのは僧道登と確認することができます。

文学物語における宇治橋

宇治橋は古今和歌集や紫式部の源氏物語に登場します。

また、能の「鉄輪」で登場する橋姫伝説でも有名です。

通圓茶屋

橋の東詰にある通圓茶屋は、狂言の「通圓」もモデルとなりました。この茶屋は、小説「宮本武蔵」に登場することでも有名です。

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